英語がうまくなりたい! vol.1

英語ができるようになりたい、の前に

働く女性と英語

英語と格闘する日々

ここ半月ばかりの間に、2人の女性と英語の話をする機会がありました。ひとりは大学時代の友人で外資系勤務。
ただ彼女は英語が苦手。ひととおり勉強してきたものの、大学では語学大好き人間に囲まれ、英語コンプレックスが大きかったそうです。
外資系とはいえさほど高度な英語力は求められない会社で、卒業以来、仕事を続けてきました。
ところが最近、組織編制などで、英語でのやりとりや会議への出席が増え、会社で英会話や英語でのプレゼンテーションの仕方などを学んでいるそうです。スピードが速いと聞き取れず、ネット会議は苦手だと溜息をついていました。
とはいえ、会社で英語を学ばせてくれるというのはうらやましい話です。

もう一人は電気関係の会社に勤めていて、電話や来客の応対で英語が必要なのですが、単語がわからないとこぼしていました。
見せてくれたノートには、きれいな字で英単語やフレーズがびっしり。
専門用語は覚えるしかありませんが、その単語自体は一般的に使われるものだったりします。
たとえば“frequency”という語。これは「頻度」「物事が起こる回数」という意味が一般的ですが、ほかに「振動数」や「周波数」という意味もあります。電気はちんぷんかんぷんの私に、電圧や電気回路の話をしてくれました。

彼女たちはどちらも「働く女性」で英語はどちらかといえば苦手。
でも、英語力の前に、実務経験の面でも人柄の面でも信頼のおける、会社にとって重要な人材です。
そこに英語力がアップすればキャリアの幅が広がること間違いありません。
「仕事もだけど、ハワイが大好き! 旅行して英語で話をしたい」と頑張る様子でした。

「どうすれば英語ができるようになる?」

私は帰国子女でも長年海外に住んでいたわけでもありませんが、十数年来、大学生に英語を教え、まがりなりにも人の英語を評価するという職業柄、いろいろな人からよく「どうすれば英語ができるようになる?」と聞かれます。
「できる」に込められた期待の中身や程度は人それぞれ。大事なのは英語を使って何をしたいか、何をするのかということ。
英語で自信を持ってプレゼンをしている自分、海外からの来客にスムーズに対応している自分、英文資料を読んで納得いくレポートをまとめている自分、ハワイで楽しく会話している自分・・・明確なイメージがあるとやる気も続きします。
まず英語を学んで何をしたいのか、何のために英語を学ぶのかをはっきりさせましょう。
英語だけぺらぺらになっても肝心の業務がおろそかではいけません。
仕事と英語、両輪が回って初めて仕事の幅も広がり、ステップアップが望めるのではないでしょうか。

教えてくれた人・・・

(財)横浜市女性協会で10年勤務した後
英語の非常勤講師をしながら博士号を取得(学術)。
2016年4月より名古屋の名城大学経営学部で英語、国際フィールドワークなどを担当。
愛猫2匹、大学生と高校生の息子2人、夫とは週末合流生活。
名城大学  桑島薫

英語講師 桑島さん
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