転妻×これからのキャリア vol.3

転勤≠キャリアの中断~キャリアの継続を目指して

しごとができない環境にいるときこそ、ハンディを乗り越えるチャンス

転勤族がパートナーの女性は、転勤先によっては、しごとができないときがあります。だからって、諦めるのはちょっと早い!働くのが難しいときこそ、自分をスキルアップさせるチャンスです。
いつかしごとを再開させることを見越して、資格が必要なものであれば勉強する、イベントを開きたいならイベントに積極的に参加して開催のノウハウを学ぶなど、スキルを磨く期間にあてて欲しいと思います。
そして、いざ「働くぞ!」となったとき、すぐに行動を起こして実地を積んでください。今は通信教育なども充実しているから、働けなくても勉強は十分にできます。働けるときに働いて、それが無理な時は自分をレベルアップさせる期間に充てる。この循環を作っていけば、いつでもどこでも働ける転妻になることができますよ!

転勤×専門職は最強のキャリア

転勤族の強みはなんといっても、いろいろな地域を知っていて、その地域の情報・サービスを生活のレベルで提供することができること。この強みをもって、専門職に就くと、最強のキャリアになります。
私が転妻の経験がとても強みになるなと思うのは、不動産業です。たとえば横浜市の色々な場所に家やマンションを建てているA社という不動産会社があるとします。A社はたくさん家を建てているから、その土地にも当然詳しいと思っているはず。けれど、実は「住むところ」に関して言えば転妻の方がずっと詳しいんです。そこにはどんな人たちが住んでいるのか、学区の雰囲気はどうか、この沿線だからこの方面に通勤する人が多い・・・などなどいろいろな住宅地を比較対照した結果、住んでいます。
だから「どこに住むか」を吟味してきた転妻が不動産業で働くと、顧客にとってきめ細やかな、本当に役に立つ情報を提供することができるというわけです。

キャリア・カウンセリングを受けて自分を棚卸し

好きなこと、得意なことが明確になっていれば、早く社会復帰できます。短期間の引っ越しを繰り返していても、好きなものはぶれません。たとえば、これまで不動産業界にフルタイムで勤めていて、「やっぱり住宅関係のしごとが好き」ということがはっきりしていれば、不動産業界関係の在宅ワークを選択するなど、これまでとは働き方が違うだけで大きなところは変わりません。
ただ、今は働き方が多様化して選択肢も山のようにありますよね。だからこそ、私の好きなこと得意なことって何なのか、ましてそれがしごとにどうつながっていくのか迷ってしまう方も多いことでしょう。
そんなときは横浜市の男女共同参画センターの「女性としごと応援デスク」のキャリアコンサルタントを受けて、自分は何が得意で何ができるのか棚卸してほしいと思います。それは、キャリアコンサルタントと一緒に、自分のことをじっくり振り返って見つめる時間。
「しごとを始めたいけど、何から手を付けたらいいのか分からない」と迷っている方。次の一歩を踏み出したいと思っている方。そんな方こそ「女性としごと応援デスク」をこれからの進路に役立てて欲しいと思います。

教えてくれた人・・・

パートナーの転勤等で6回引越し&9回転職し、大企業から零細企業まで9業界15社、正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイト・個人事業主を経験。
2014年から「ワークスタイル・クリエイション」として起業し「女性の新しい働き方」を創出している。
また、1999年から続けている転勤族の妻の支援活動を元に、2014年から【地方創生×女性活躍推進】企画グループ「転勤族協会~TKT48~」主宰。
転勤&ITコンサルタント/産業カウンセラー/転勤族協会TKT48代表 奥田美和

転勤族協会TKT48代表 奥田さん
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る