専業主婦10年を経て、キャリアをリスタート。 フリーで活躍するヨガ・インストラクター

専業主婦10年を経て、キャリアをリスタート。
フリーで活躍するヨガ・インストラクター

ヨガ・インストラクター 神田尚子さんKanda Hisako
女性キャリアモデル神田さん
取得資格 特技
スワミ・ヴィヴェーカナンダヨガ研究財団認定ヨガ・インストラクター
全米ヨガアライアンス500修了
わたしの強み
楽観力
このしごとに必要な力は?
柔軟性、共感力、創造性
年齢
45歳
家族
夫、成人した娘3人
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チャリティークラスが初めの一歩

すると、私のヨガの先生が、インストラクターの資格を取得したとはいえ、ヨガ歴2年にも満たない私に「教えることを始めなさい」と言うんです。最初、とんでもないと思いました。
でも、人が集まりにくい時間に1回500円程度の受講料で、インストラクターの卵に場所を貸してくれるところがあると。習いに来る人も初心者で、人数も少ないとのこと。それならばと、週に1回、500円、それも早朝の7時から、ほんの数人を相手に、チャリティークラスで教え始めました。
自宅を朝5時に出て、交通費も出なくてほぼ持ち出し。でも、楽しくて苦にならなかった。小学生だった子どもたちも、クラスのある週に1日は、自分で責任をもって学校に行くようになりました。やりたいことを我慢している母親より、外で思いっきりやって楽しそうなのがずっといいと思っていたようです。そうやって、少しずつ教えるのに慣れていくと、スタジオの人や先生にもっとやってみないかと声をかけられるようになり、受け持つクラスの数が増えていきました。

「女性」に特化したヨガを専門に

女性キャリアモデル神田さん写真

ベビーヨガクラスに来てくれた赤ちゃんと

今は、週に15クラス受けもっています。最初は数が増えなくて、不安に思うこともありましたが、インストラクターを始めて3年が経ったころから、インストラクターの友達、スタジオ、先生から声をかけてもらって、クラス数が増えていきました。
私は口下手で、言葉でのコミュニケーションが不得手なのですが、関心のあるワークショップやトレーニングには必ず出かけていきます。そういうところで出会う人たちは、一生懸命やっている人ばかりで、ネットワークが広がると同時にしごとも広がります。
それから、私は、インストラクターとしてのレベルも地道に積み上げてきました。インストラクターそれぞれにスタイルがあるのですが、私の場合、自分の学びたいことに合わせて先生を選んで、習いに行って、ある程度基礎ができたら自分で練習してと、ブラッシュアップは、絶え間なくやっています。じゃないと熱心な生徒さんにすぐに追い抜かれてしまう。人気が出なければ、他のインストラクターとチェンジっていうのもありますね。
でも、インストラクターを始めて6年目に、産前産後や更年期の女性対象の、女性のためのヨガを専門にしようと思うようになってからは、「追い抜かれる」ことが気にならなくなりました。自分のやりたい方向が明確になったからだと思います。
女性のからだってライフステージの中で女性ホルモンの影響を受けて、大きく変化します。その時の心身を整えるためのツールとして、ヨガはすごくいい。ヨガを通して今の状態を発見して、受け入れて、楽しむことができるようになる。専業主婦だった時の、自分のからだや心をどうやってコントロールすればいいかわからなくて、イライラしたり悩んだりした体験をふまえて、伝えていければと思っています。

完璧じゃないってことは、まだまだ成長できるということ

インストラクターを始めたばかりのころは、何でも完璧にしたくて失敗を恐れていました。私は専業主婦の期間が長くて、レジスターの扱いやパソコンの操作も、最初は何も分からなくて、失敗続きで自己嫌悪に陥っていました。完璧じゃない、ダメだと自分を追い込んで、つらかった。
でも、誰かに甘えてもいいと思ったら肩の力が抜けました。完璧には一生かかってもなれないんだから、完璧じゃないのを楽しんでもいいんじゃないかって。それに、完璧じゃないってことは成長する余力があるということ。今も、新しいことに挑戦して、新しい人に出会って、一日の終わりに「今日も完璧じゃないけど楽しかった」っていうのを積み重ねています。

チャレンジがフィールドを広げる

女性キャリアモデル神田さん写真

もっとチャレンジしていきたい!

ヨガのインストラクターを始めて12年が経ちます。最近、しごとでパートナーシップを結べる人と出会って、できることが増えて、さらにフィールドが広がりました。専門分野が異なるパートナーと組むことで、お互いに学びあうこともできるし、いいことづくし。新しいワークショップを開発して、自分も楽しい、収入につながる、誰かの役にも立つっていう循環ができると最高ですよね。
ほかにも、たとえば、下着会社の人と出会って、体によくて冷えないかわいい下着を作ろうとか、アーユルヴェーダ(*)のドクターと提携してオイルを開発しようとか。私、好奇心は常に持っているんです。
新しいことにどんどんチャレンジしていくことが、結果として、フィールドを広げるんだと思います。もっともっと、チャレンジしていきたい。
*アーユルヴェーダとは、インド発祥の健康法・生活法のこと。

神田さんからのメッセージ

自分がやりたいことをやるのが一番。何をすべきか、どうやったらいい道に進めるのかではなくて、情熱をもってやれることや楽しいこと、今必要だと感じるものを大事にしてほしい。それが最終的に自分の長い興味や、やりがいにつながっていくんじゃないでしょうか。それから、創造力をもつことも大切。自分で何かクリエイトするっていうことは、真新しいものを作るということでは、必ずしもなくて、自分の気づいていない面や感覚を発見するということでもある。そういう目で見てみると、あ!私、意外とこんなことも楽しめるんだとか、こういう可能性もあるんだということがわかって、次のアクションにつなげていけるんだと思います。(2016年6月インタビュー)
女性キャリアモデル神田さん写真
ヨガインストラクター
神田 尚子 

Life & Career History

年表_神田様

 

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