ワーママのつぶやきvol.1 小1の壁?恐怖の夏休み

ワーママのつぶやきvol.1 小1の壁?恐怖の夏休み

母も子どもも揺れていた1学期

小学1年生の息子と2歳の娘を抱えるワーキングマザーです。
この春、小学校に入学した息子。好奇心旺盛、だけどナイーブなところも大いにあって、新しい場に馴染むまでに気持ちが行きつ戻りつしていた1学期でした。

母である私は、毎朝、息子がナイーブモードに入らないようにと、声かけにも注意を払いつつ、でも朝の支度のドタバタの中では配慮を怠ることもしばしば。息子が学校に行き渋ると、私の脳内では理想の母親像が「休ませてあげたら?」と囁きますが、「では、私の仕事はどうするの??」とせめぎ合いが始まります。そして、現実は「帰りにお楽しみを約束する」などの交換条件で何とか送り出して……。

振り返ると、朝のわずか1時間が一日の中で最大の山場、という緊張の毎日を送っていたことに気づきます。そんなこんなを繰り返しながら、息子も少しずつ友だち関係が広がって、それなりに前向きな雰囲気で1学期を終え、初めての小学校の夏休みを迎えました。

 

母は敏腕マネージャー

保育園育ちの息子にとって、長期休みは初めてのこと。「45日も休みなの?!」と目をキラキラさせています。1学期をがんばった息子の夏休みを楽しいものにしてあげたいと思う一方で、脳裏をよぎる仕事との調整…。ごくり。迫り来る夏休み問題に向けて、計画を立てはじめたのは6月下旬からでした。

まずは、毎年帰省している私の故郷、沖縄への航空券を予約。 夫は在宅ワークも選べる会社勤めなので、先に夫と息子が沖縄入りし、1週間後に私と娘が後から追いかけることに。8月半ばの2週間。この沖縄滞在を夏休み計画の軸にして、カレンダーを息子と私で共同制作!カラフルに色付けされて、何だか見た目にも楽しそうです。

お盆前後のこの休み以外は、私も夫も仕事はふだん通り。残りの夏休み中の息子の預け先が必要です。 お世話になったのは、学校に併設されている「はまっ子ふれあいスクール(以後、はまっ子)」でした。

入学以来、放課後は毎日はまっ子を利用していたので、夏休みに入ってからも違和感なく通えました。1年生は夏休みの宿題もまだ量が多くなくて、身構えていた私は拍子抜け。息子は、はまっ子にいる時間をつかって、宿題は早々に目処をつけていました。

ただし、放課後の数時間と比較すると、夏休みは朝から夕方まで長い時間になります。夏休みの数日が過ぎたとき「学校(はまっ子)以外の友達とも遊びたい」とポロリ。ですよね……。
そこで計画を変更。助けてもらったのは保育園時代から仲良くしているママ友たちでした。

みんな同じように、子どもの夏休みの過ごし方を模索中だったので、平日は息子を預かってもらい、週末は我が家でお泊まり会をしたり。お互いに子どもを預け合いながら、親も情報交換をして息抜きにもなりました。
私の職場と学校が近いこともあり、午前中はママ友に預け、お昼に職場から迎えに行って、午後ははまっ子に連れていく、そんなハシゴの日も。まるで売れっ子アイドルを支える敏腕マネージャー?そんな気分も味わいました。

そんなこともあって、帰省していた2週間だけは、パズルを組み立てるようなシフト構成を考えることから解放されて、私ものびのびと骨休めすることができました。息子は毎日、海に釣りに行ったり泳いだり。毎日遊び疲れて寝る、そんな日々を満喫した帰省でした。

お盆休み明けは、再び、助け合いのシフト組みの苦労が…。
ただでさえ休暇明けで仕事も忙しいのに、ママ友にお願いできない日には休みを取ることもありました。

 

一番の収穫は子どもの笑顔

そんなこんなで、恐怖のタネだった、初めての「小学生の夏休み」を終えました。

反省点は、小学校の保護者は連絡先を知らない人がほとんどだったこと。小1では子ども同士で遊ぶ約束をすることが難しく、親同士のやりとりが必要ですが、セッティングをしてあげられなかったことは悔やまれます。

始業式を前に少しずつナイーブモードに入る息子のフォローも重なり、「ママだってもう疲れた!」と投げやりなことを言ってしまったこともありました。「母だって人間だもの……そんな日もあるよ」と思いつつ、もう少し夫婦間でのスケジュール共有を密にしたら、私の負担感を軽くすることができたのではと反省しています。

始まる前は、45日間乗り切れるだろうか……と怯えていた夏休みですが、周囲に助けてもらいながらなんとかなった!と言うのが率直な感想です。苦労もありましたが、息子本来の「◯◯したい!」というエネルギーや好奇心を感じる場面をたくさん見られたのは夏休みならではのことで、我が家にとってこの夏一番のハイライトとなったのでした。

先輩ママを見ていると、学年が上がるにつれて、子どものスケジュール調整に加えて、終わらない宿題問題も出てきそうだと、頭の隅に入れておくことにします。

 

執筆・・・

宇都宮南海子(うつのみや・なみこ)

NPO法人森ノオトの事務局スタッフとして主に、編集部デスクと子育て支援事業を担当。2児の母。

未来を育む人のウェブマガジン「森ノオト」

 

 

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