ワーママのつぶやきvol.3 そろそろ働きたい〜3児の母、キャリア・カウンセリングを受けてみた

ワーママのつぶやきvol.3 そろそろ働きたい

3児の母、キャリア・カウンセリングを受けてみた

そろそろ「再始動」

ただ今、アラフォー。いわゆる就職氷河期に就職をし、まだまだ「寿退社」という退職理由が主流の時代に20代を過ごしました。せっかく就職できたんだからと、部署にひとりきりの女性社員として、とにかく脇目もふらずに必死に働いていました。30代前半、いざ結婚するとなった時、これから妊娠・出産することをイメージすると、今までと同じ熱量や時間配分で働けなくなるのではないか、と仕事にやりがいを感じていたからこそ、とても不安になりました。悩んだあげく、その当時の私には仕事と家庭を両立できる自信がなくて、結婚を機に退職することを選択しました。

以来、10年。8歳、5歳、1歳の3児の母となり、子ども中心で慌ただしくも、幸せな日々を過ごしてきました。働いていたときには持てなかった趣味の時間も持てたし、独身時代には疎かにしていた「食事」や「暮らし」を見直すこともできました。
そんな風に子どもたちとの暮らしを楽しみながらも、興味の赴くままに、「食」や「暮らし」にまつわる講座に出て学んだり、資格を取得したりとインプット作業を数多くしてきて、子育てが落ち着いたら「いずれは働きたい」と思っていました。第3子が2歳になるのを目前に控える頃、「幼児教育・保育の無償化」のがスタート。「働く」に踏み切るなら「このタイミングかな」と背中を押されたように感じました。

そんなことで、じゃあ実際にどんな働き方があるんだろう?と求人情報をチェックするようになると、「フルタイムの会社員?」「週に何日かの、短時間のパート?」「エリアは?」「資格を生かしたフリーランスもあり?」……決めなければいけないことがたくさんあることに愕然としました。自分では「いずれは」とイメージしていたつもりだったのに、全然具体的ではなかったことに気づかされたのでした。そこで、一度きちんと頭を整理しようと、「女性としごと 応援デスク」のキャリア・カウンセリングを受けてみることにしました。

 ハローワークの「求人情報検索機」もありました。求人票の印刷や現在の応募状況の確認もできるとか。

条件より先に、考えることがあった!

「女性としごと 応援デスク」のホームページを見ると、「ブランクや子育てとの両立の不安、今後の働き方についての相談など、キャリアコンサルタントがじっくり伺い、一緒に道筋を考える」とあります。まさに今のわたしにぴったり!それを見て、私だけじゃないんだなぁ、と少し気持ちが楽になりました。
当日スムーズに話ができるようにと、事前に職務経歴書を書いていると、約20年前の就活を思い出すのと同時に、「とうとう社会復帰の扉を開けるのか……」と少し緊張してきました。

相談当日、「仕事を選ぶ上での優先順位を決めなければ!」と意気込んでいた私。
まず以前の仕事の経験やその後に取得した新しい分野の資格のことを話したところ、「10年後、子どもたちが中高生になって手が離れたら、何をしたいですか?」と問われました。そのとき、学生時代から憧れている資格のことがポッと湧き、自分でも「そんなことを考えていたんだ……」と少し驚きました。
すると「将来、時間ができたら、どうしていたいか? それを考えてみて、そのために今からできることは何か、具体的に考えてみましょう」とのアドバイスが!

現在の状況だけを見て単純に選択の条件を考えればいいだろうと思っていた私でしたが、丁寧に話を引き出してくれるままに、「何をしたいか」「どう過ごしたいか」という夢を語る時間になりました。「自分自身に向き合う」時間は、私にとって、いい意味で予想外でした。

この日は子どもを家族に預けて相談する予定でしたが、急遽1歳10ヶ月の娘を連れての相談となりました。幸い娘も機嫌よく座ってくれていたことや、カウンセリングも独立したスペースだったので、落ち着いて相談することができました。今後、次のステップを考えた相談をする時には、館内にある予約制の保育を利用してみたいと思いました。

 女性のキャリアコンサルタントが優しい笑顔をうかべながら話を聞いてくれたので、いつの間にか緊張感が消えていました。 

 

未来への一歩を踏み出す

働くということに対して、「この仕事が向いている」「この条件なら働けそう」といった、割と単純な考え方だった私ですが、今回の相談を通して、「仕事との向き合い方は生き方かもしれない」と思うようになりました。また、「子どものため」「家族のため」と考え方の軸を「私」以外に置くことが習慣化していたことにも気づきました。

まずは軸を「私自身が本当にやりたいこと」と正面から向き合う時間を作るつもりです。仕事探しに役立つ自己分析のカードワークがあると聞いたので、次回はそれをやってみて、履歴書の書き方、面接練習などでもお世話になりたいと思いました。

一番下の子が10歳になる8年後を見据えて、自分の夢の実現に向けて今から行動していきたいな、そう思っています。

 女性としごと 応援デスクの前には、就職活動やこれからの両立に役立ちそうな本もいっぱい。次は借りて帰って、家でじっくり読むつもり。

今回相談したことで目の前のことだけにとらわれるのではなく、自分の未来までイメージを広げて考えられるようになってきた気がしています。「女性としごと 応援デスク」では、仕事探し、応募、面接対策、働いてからの悩み、ステップアップなど、さまざまな場面に合わせた相談ができます。女性の働き方にとことん寄り添ったキャリア・カウンセリングは、ワーママをめざす女性や育休復帰を控えた女性の、最初の一歩に、おすすめです!

執筆・・・

遠藤千里(えんどう・ちさと)

NPO法人森ノオトの編集部ライターとして活動。3児の母。

未来を育む人のウェブマガジン「森ノオト」

 

 

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