簡単! おいしい ! 『カラダをいたわる薬膳ごはん』vol.19


簡単! おいしい ! 『カラダをいたわる薬膳ごはん』vol.19

    緊急事態宣言の出た後の自粛期間中のリモート勤務。働く女性にとっては、家族全員が在宅の中、仕事をするのは結構大変・・・と感じた方も多いのでは?
家族全員の3食の食事づくりにかたずけ。干していた布団の取り込むタイミングを逃がし、布団もすっかり冷たくなってしまったなども。やはり、上手に手抜き、そして家族全員で役割分担するなど、分散していくことが大切だと感じました。
   さて、忙しい中でも特に気を付けたいのは、やはり食事です。免疫力を高めウイルスに負けないからだのために、昨年から引き続いて、美味しくて身体によい和食薬膳料理教室の主宰であるちゅうがんじさんに、『はたらく女性のからだのお悩みを和らげる』の薬膳レシピについて教わります。
女性起業家として活躍するちゅうがんじさんの近況も掲載しますので、どうぞお楽しみに!

ストレスと巡り

   新型ウィルスの影響で、私たちの働き方、暮らし方は今までとは変わってしまいました。
そのような状況で、誰もが何らかのストレスを抱えて生活をしており、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなり、身体は緊張で硬くなり、気血の巡りが悪くなっています。
中医学では、身体の中の気の巡りが悪い状態を「気滞(きたい)」といいます。

   ため息が出る、イライラする、怒りっぽい、情緒不安定、泣きたくなる、喉の奥が詰まった感じがする、飲み込みに違和感がある、食後でもないのにげっぷがたくさん出る、お腹がはりやすい、日によって痛みの場所が変わる、手先や足先が冷える…これらは気の巡りの悪さからくる症状です。
そして、気の巡りが悪くなると、血の巡りも悪くなり、頭痛、肩こり、腰痛、月経痛…などの痛みも生じやすくなります。

   ストレスは気血の巡りに影響を与えます。まずは、身体を温めてリラックスさせ、ゆったりとした気持ちで深い呼吸をしましょう。疲れない程度の軽い運動、ストレッチやマッサージ、楽しいことを考えたり、自分が好きなことをすると、少しずつ巡りは良くなっていきます。
   食物では、香りのよいもの、辛い味を持つものが巡りをよくするといわれています。生姜、ねぎ、にんにく、玉ねぎ、セロリ、紫蘇、みょうが、パクチーなどの香味野菜、ピーマン、柑橘系の果物、スパイスやハーブ類、などがそれにあたります。

   ストレスが溜まって巡りの悪さを感じたら、是非お試し下さい。

疲れた日も簡単に作れて、消化が良く元気を補えるメニュー

 

『夏野菜と豚肉の甘味噌炒め』レシピ(4~5人分)

 

 

作り方

  1. ナスは乱切りにし、塩 小1/2(分量外)をまぶして10分程置く。水がじんわり出てきたら、ペーパーで包んで水気を絞る(ナスをしんなりさせることで吸油量を減らすことができます)。

  2. 豚肉は食べやすい大きさに切り、下味をもみこんでおく。

  3. ピーマン、パプリカ、玉葱は2cm角位に切る。人参は薄い銀杏切りにしておく。

  4. フライパンを熱してごま油をひき、人参、玉ねぎ、ナス、ピーマン、パプリカの順に入れて炒め、蓋をして弱火で5分程蒸し焼きにし、一旦取り出しておく。

  5. 同じフライパンに油を少し足して豚肉を炒め、火が通ったら野菜を戻し入れ、合わせておいた調味料を加え、炒めながら味をなじませる。

  6. 仕上げにかつおぶし1pacを加えて全体を混ぜ、火を止める。

    ★料理のポイント
    ・ナスを塩もみしてしんなりさせてから炒めることで油の量を減らすことができます。
    ・豚肉に下味を付けてから炒めることで、美味しさがUPします。
    ・仕上げにかつおぶしを入れることで、旨味が出て味が決まります。

レシピ提供 ちゅうがんじさんからのメッセージ

   感染対策を徹底し、料理教室が再開致しました。
久しぶりにお会いした生徒さん達は、とてもお元気そうで安心しました。
マスクをしての授業や調理は息苦しさもありますが、熱中症にも気を付けつつ、今はがまん、がまん…。

  様々な情報や考え方があり、何が良いのか迷うこともありますが、大切なことは、相手を思いやる気持ちと自分自身も大切にすることの両立なのだと感じています。
この先、どのような世の中になっていくか、まだまだ先は見えませんが、健康の維持増進は永遠のテーマですので、美味しくて身体によい食事について、楽しみながら日々追い求めていきたいと思います。

時短レシピのバックナンバーはこちらからご欄ください。

横浜・鎌倉
美味しくて身体によい和食薬膳料理教室
「健康ごはん塾」主宰 ちゅうがんじ みゆき

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