夏を乗り切る!
『豚しゃぶサラダ にんじんドレッシング』レシピ
簡単! おいしい ! 『カラダをいたわる薬膳ごはん』
しごとで疲れて帰宅した後に、休む間もなく急いで作らなくてはならない日々の食事づくり。
どうしても、出来あいの惣菜や、炒めるだけ、切るだけでできるメニューに頼りがちに・・・。
手の込んだ料理は、心身共に余裕がないとできないものですね。
今回新たに、「さっとひと手間で簡単にできるのに、カラダにやさしいごはん」を
テーマにしたレシピを教えていただく、健康ごはん塾のちゅうがんじみゆきさんも、
実は、同じ悩みを抱えられていました。
『まだ会社員だった頃、子育てと仕事を両立する中で、 自分自身や家族の体調不良の日々が続き
「食と健康」について深く考えるようになりました。 その時出会ったのが「薬膳」です。』
『薬膳の考え方を取り入れた 生活養生をすることで、 ふと気が付けば、健康で充実した毎日を
過ごしていました。 毎日の食べるもので、私たちのからだは作られています。
自分や家族の未来のために料理でできることを伝えたい』
そんな思いから、鎌倉で健康ごはん塾を立ち上げ、現在、さまざまな場で活躍されている
ちゅうがんじさんから、『時短でもできる薬膳料理レシピ』 を季節ごと4回のシリーズで教わります。
第1回目のレシピは、「きょうも冷奴~? 」にもなりがちな、夏にうれしいさっぱりレシピです。
夏を乗り切る!『豚しゃぶサラダ にんじんドレッシング』レシピ
年々、蒸し暑くなる日本の夏。
一晩中冷房を付けっ放しで寝てしまい、朝起きたら咽が痛くて身体がだるい。
冷たい飲み物ばかり飲んでしまい、お腹が冷えている、何となく食欲がない。
なんてことはありませんか?
食べものが持つ力で、身体の中にこもった余分な熱を自然に冷まし、
不快な症状を解消して、元気をつけながら涼しく夏を乗り切りましょう!
カラダをいたわる夏の薬膳料理をご紹介致します。
作り方
- 水菜は4cm長さに切る。
- もやしはさっと茹でてザルに上げ、水気をよく切る。
- 苦瓜は2mm厚さにスライスして、1分程茹でて冷水に取り水気をよく切る。
- ドレッシングの材料をフードプロセッサーにかけ(もしくはすりおろして 調味料を混ぜ)、ドレッシングを作る。
- 豚薄切り肉は、片栗粉を薄くまぶし、熱湯で茹でて、ザルに上げる。
- ボールで野菜と豚肉を混ぜて器に盛り、食卓でドレッシングをかけて頂く。
作りおきドレッシングと、下ごしらえで、カシコク時短!
朝の涼しいうちに、野菜の下処理をしたり、ドレッシングを作って冷蔵庫に入れておけば、
帰宅後には、すぐに出来上がります。
薬膳では、豚肉は潤いを補い元気をつける、苦瓜やもやしは身体の余分な熱を冷まし解毒する、
玉ねぎは食欲不振に、人参やりんごは胃腸によいとされています。
夏野菜や夏の果物には、身体の余分な熱を冷ます力がある といわれています。
旬のものをたくさん取り入れて、毎日のお食事で身体をいたわってあげて下さいね。