炒めないのに10分で完成!夏バテ解消『重ね煮八宝菜』レシピ
台所から心身のバランスを整える重ね煮健康料理
「明日への活力になる滋養たっぷりの食事を食べたい!けれど作る時間がとれなくて・・・」という働く女性にこそおすすめ!切って重ねて火にかけるだけの3ステップ、簡単、おいしい、身体をととのえる重ね煮健康料理をお届けします。
調理で気を付けることは1点だけ。「野菜の皮むき、アクぬきなしの丸ごと調理」
野菜を丸ごと調理することで、野菜の持つ生命力を余すことなく身体に取りいれられ、旨みと甘みが合わさったふくよかな味わいのお料理ができあがります。野菜からでる旨みのおかげで、砂糖や油は使わなくても、驚くほど美味しく仕上がります。
陰陽調和に基づいた重ね煮は重ねる順番が大切。鍋の下に陰性の食材、上に陽性の食材を重ねます。水を入れてフタをして火にかけると、鍋の中で対流が起こり、陰陽が調和して「中庸」の身体にやさしい一品に仕上がります。
夏バテ解消「重ね煮八宝菜」
暑い夏は台所に立つのが面倒になりがち、冷奴や素麺などパパッとできて、喉越しよく食べられるものばかりになってしまいがちですよね。でも夏の食生活は夏バテと非常に関係が深いのです。
冷たい食べ物は胃腸を冷やして消化不良を起こしがちに。火を通したもの、旬の野菜をしっかり食べることで、夏の暑さに負けないよう身体が整っていくんです。
そこで今回ぜひおすすめしたいのが、重ね煮で作る八宝菜。炒めないのでずっと火のそばにいる必要がなく、あっという間にできあがり!
野菜をたっぷり摂って身体の内側から暑さ対策をしてくださいね。
作り方
フタつきのフライパンまたは底の広くて浅い鍋を用意してください。
- 豚肉は2㎝幅に切り、しょうゆ、酒、片栗粉(各大さじ1)と合わせてもみこんでおく。
- 鍋に図のように材料を重ねて、水1カップを加えたらフタをして中火にかける。
- 沸騰したら少しだけ火を弱めて、豚肉に火が通れば、合わせておいた塩小さじ1、しょうゆ大さじ1を鍋肌から回し入れて全体を混ぜ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
- 胡麻油をざっと回しかける。
しゃきっと仕上げたいので火を通し過ぎないのがポイントです。沸騰したら少しだけ火を弱めて、ささっと仕上げてくださいね。