LGBT × 働く vol.3

今日からできること

NPO法人ReBit (りびっと)HP より引用

LGBTの求職者や労働者は「いないこと」とされがちです。けれど、「身近にいる」と知ることがなによりも大切な一歩です。
LGBTにとっても安全に働ける職場、相談しやすい就労支援機関のために制度や設備も、もちろん大切ですが、なによりも一人一人の理解、そして相談できる1人の存在が重要です。ぜひ、この記事を読んでいただいたみなさまに、その1人なっていただけることを心より願っています。

LGBTであるかは見た目だけではわからないですが、同様にLGBTについての理解があるかどうかも見た目だけではわかりません。だからこそ、困りごとがあっても差別を恐れ周囲に相談できないことがあります。困った際に相談できる環境を整えるためにも、「アライ」(理解者の意。同盟の意味のAllianceが語源)であってください。そのために、今日から以下のようなことに取り組んでみましょう。

<「アライ」であるためにできること>

  • ホモ・オカマ・レズといったLGBTを揶揄/差別する言葉が使われていたり、LGBTが笑いのネタになっていたら注意する。
  • 「男なら家庭を持って一人前」「もっと女らしくしないと」など男らしさ、女らしさの押し付けや、誰もが結婚・子育てをすることを前提とする発言や考え方は控えるようにする。
  • LGBTについてのニュースや、本記事に関して肯定的に職場で話す。
  • LGBTを理解/応援するシンボルである6色のレインボー(*)を身につけ、理解を可視化する。
    (*)赤・橙・黄・緑・青・紫の6色からなるLGBT応援の証しのこと。

<カミングアウトを受けた際のポイント>

  • まずは受け止めた上で困っていることなどを聞く
    icon-comment-o カミングアウトをする理由の一つとして、困っていることがあり、何らかの相談をしたいといったような場合があります。その場合は、LGBTであることに驚くのではなく、「話してくれてありがとう」「なにかできることある?」といった言葉をかけ、ともに対応するようにしましょう。
  • 勝手に共有しない。
    icon-comment-o どんな場合においても重要なのが、アウティング(第三者に本人の了承なしにセクシュアリティを伝えること)をしないことです。セクシュアリティ(性のあり方)は個人情報であり、かつ周囲に知られることにより職場で安全に働けなくなることもありますので、共有の必要性がある場合は事前に本人に承諾を得てください。

教えてくれた人・・・

平成元年生まれ。早稲田大学商学部卒業。大学在学時にReBitの前身となる「早稲田大学公認学生団体Re:Bit」を立ち上げ、
2014年に特定非営利活動法人ReBitを設立。行政/学校/企業等でLGBTに関する研修や、キャリアカウンセラーとしてLGBT就労支援を行う。著書に『LGBTってなんだろう?ーからだの性・こころの性・好きになる性』(合同出版)等。
特定非営利活動法人ReBit 代表理事  藥師 実芳(やくし・みか)

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