明日なに着る?“好印象”を作る、コーディネートの豆知識 vol.3

働く女性が「なりたい姿」になるためのワンポイントアドバイス

 明日なに着る?“好印象”を作る、コーディネートの豆知識 vol.3

 

場面に合わせた、服選び – Vol.3

男性がビジネスの場で着用する服装といえば、ほとんどがスーツ、色もネイビーを中心にしたダーク系以外にあまり選択肢がないかと思います。
それと比べると、働く女性はいろいろな服装で自己演出できる余地があります。アイテム別の選択肢、たとえばスーツなのかセットアップなのか、はたまたワンピースにジャケットを合せるのかカーディガンでカジュアルダウンするのか…機会によってどのアイテムを選ぶかという切り口もありますが、今回はそれとは別の、装いの色選びという観点から、印象を演出するポイントをご紹介します。

 

色が持つイメージを活用する

相手が初対面の場合や、複数の人が集まる場でどういう方が来られるか分からない場合は、色の持つイメージが強すぎない服、中立的なイメージの色味の服がおすすめです。
これまでパーソナルカラーは印象を良くしてくれる心強い味方だとお話してきましたが、数多くある色の中でも、場面によってどんな印象を与えたいかを考えながら纏う色を選ぶことは、「似合う」と同時に忘れてはならない要素です。色そのものが持つイメージが、その人の印象に影響を与えるからです。“似合う色ならそれでOK!“からもう一歩踏み込んで、パーソナルカラーを活用した印象の演出術についても思いを巡らせられるようになると、楽しさは倍増します。

各シーズンのベーシックカラー(Springのベージュ、Summerのネイビー、Autumnのブラウン、Winterの黒)はとても使いやすく応用力があり、様々な場でのコーディネートの土台を作るのに重宝します。ただ、全身がベーシックカラーだけではややおとなしすぎて大勢のなかで印象に残らない場合もありますから、パーソナルカラーの中から人目を引く効果的な色も使っていくと良いでしょう。
具体的には、初めましての場におすすめなのは、爽やかで清潔感を感じるホワイト系、中性的な緑色、世界的にも好感度が高い青色など。
これらは、嫌いな人が少なく、第一印象で悪い印象を与えにくい安心感のある色です。

出展: http://www.daicolor.co.jp/rd/color/directory/index.html

 


  また、どんな目的で人に会うのかも、色選びのヒントとなります。積極性を演出したい場面、たとえばプレゼンテーションをする時や、自信に溢れた強いビジネスパーソンに見せたい場面では、赤色を身に付けることでそのイメージを視覚的に後押ししてくれるでしょう。
政治家は、情熱と行動力に溢れた人物に見せるため、選挙で赤いネクタイを使ってイメージを作ることがよくあります。
一方、女性候補者は女性性を全面に打ち出さず中性的で好き嫌いが分かれづらいグリーンを使い、男女の別なく幅広い支持を集める戦略を取った例も記憶に新しいかと思います。

こういった万人受けしやすい色とは対照的に、個性的で際立つ存在感を発揮できる色もあります。ただし、特定のイメージがはっきりとしている色は、独特の存在感があるため、見る人によっては良い印象を受けない場合もあります。たとえば紫は好き嫌いが分かれやすく、場を選びます。ピンクも、女性らしさを打ち出しすぎると相手や場によっては逆効果になることも。鮮やかトーンにもよりますが、こういった個性の強い色は鮮やかすぎると悪目立ちしやすいので、その点も要注意です。

 

色が放つメッセージ

ここで、それぞれの色が持つ代表的なイメージをご紹介します。(図-1)
ただし、それぞれの色には、捉え方によってプラスの印象になったり、マイナスの印象になったりと、両方の側面があります。

図-1

例えば、赤はその場に合っていれば「アグレッシブ」というプラスのイメージになりますが、場にそぐわない場合は「派手、下品」というマイナスイメージになりうる場合もあるということです。選んだ色を着ていく場が、色の持つプラスのイメージを発揮できるかも、ちょっと振り返ってみると万全です。

このように、色が持つ一般的なイメージも考慮に入れて、自分のパーソナルカラーの中からどの色をどの場で使っていくかという視点もぜひ加えてみてください。似合う色の力×色が持つイメージで、より鮮やかに人の記憶に残る装いを作っていくことができます。

そういった目で見ると、テレビやニュースで見かける政治家や企業トップ、ドラマの登場人物の衣装も参考になりますよ。

次回は、アイテムが持つイメージを活用して“見せたい自分”に近づく方法をご紹介します。 vol.4はこちら

おしえてくれたひと

河波昌美さん (エムカラーデザイン(株)代表取締役)
映画・テレビの製作現場やアパレル企業で培った経験をもとに、16タイプパーソナルカラー診断と骨格・顔立ち分析を活用した個人向けのスタイリングサービスとして開業。2017年からは、企業や官公庁のイベントや研修の講師、業界誌での連載などにも場を広げて活動中。
個人のお客様にスタイリングサービスを提供するなかで、ライフスタイルや仕事といった“なりたい自分”像についてのご相談を受ける機会も増えていることから、今後は働き方やキャリアに関するテーマでの雑誌連載企画も準備中。〔パーソナルカラーアナリスト、国家資格キャリアコンサルタント〕 HP    M.Color Design Inc.

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