明日なに着る?“好印象”を作る、コーディネートの豆知識 vol.4(最終回)

働く女性が「なりたい姿」になるためのワンポイントアドバイス

 明日なに着る?“好印象”を作る、コーディネートの豆知識 vol.4

 
仕事にプライベートにと、一人で何役もこなして、何かと忙しい毎日のなかで、服選びが大変・煩わしいと思ったことがある方は多いはず。そんなとき、とりあえずクローゼットから取り出して着れば自然にまとまる、そんな心強い服が揃っていると便利ですよね。
この連載では、着る物に悩む時間を減らして心地よく暮らすための、ワードローブづくりの豆知識についてお話します。

アイテムが持つイメージを活用して、印象を演出する-vol.4

私は以前、映画の製作会社でキャスティングや脚本に関わっていました。この脚本というのは面白いもので、見る人に伝えられるのは、セリフと視覚的に見えることが全てです。
内面のモノローグ(独り言)は、小説や漫画のように文字で表すことはできません。
つまり、1人の人物がいて、例えばその人がどのような生活背景や価値観を持つ人物なのかを伝えたい場合、方法を考える必要があります。

考えられる方法

  1.  回想シーンなどで実際にその過程を映像で見せる
  2. セリフで登場人物にしゃべらせる
  3. 着ている物や持ち物、しぐさなどから、見る物に育った環境や生活背景を推測させる

おおよそ、この3つの方法になるかと思います。これを、実際の生活場面に当てはめてみましょう。
ビジネスの場で、はじめまして、と誰かと顔を合わせるとします。
この時、2のように、面と向かって「私はこういう価値観で、仕事はこの程度うまくいっていて、好きなものはこいう感じで…」と、言葉で説明するでしょうか? できませんよね。いきなりそんな説明を始めたら、変わった人だという印象を与えるだけでしょう。

方法1は、自分紹介ビデオでも持参してその場で再生して見せなければ、相手には説明できません。これもまず現実的ではありません。そこで、実用的かつ効果的な方法として残るのは、3です。
見た目の視覚情報から、言葉にせずとも相手に人となりを想像してもらうのです。


例えば、脚本のト書きで「赤いバッグを持った女性がビルから出てくる」という1文があるとします。みなさんは、どんな女性の姿を想像しましたか?きっと、人によってイメージした姿は様々だと思います。次に、少し描写を具体的にしてみましょう。
COACHの赤いショルダーバッグを持った女性がビルから出てくる。」
どうでしょうか。比較的若い、30歳前後の颯爽とした女性の姿が思い浮かびませんか?

一方で エルメスの赤いバッグを持った女性がビルから出てくる。」
こうなると、思い浮かべる姿は全く様変わりするでしょう。裕福な家庭の奥様か、あるいは成功している会社の女性経営者か―――

この、モノが持つイメージの影響力は、他の持ち物…ペン1本、名刺入れ一つ、アクセサリーや、着ている服の素材感、そういう身にまとう一つ一つのアイテムが持つ人の人となりを自然と物語ってしまうことを表しています。

ページ2へ続く。 

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